一人当たりの温暖化ガス(CO2)排出量を各国で比べると、日本はアメリカに次いで第2位です。それだけCO2削減の責任があるといえるでしょう。環境省のデータによると、日本で出されているCO2の48%は「家庭」からのもので、「企業」からの37%を上回っています。「家庭のどこからそんなにCO2が出てるの?」と疑問を持つかもしれませんが、電気やガス、石油や石油製品などを利用することはすべて、CO2の排出につながっています。
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とくに冷暖房は、それだけで家庭から出るCO2の13%を占めるほど大きいのです。地球環境、とくに地球温暖化の問題は、私たちが省エネに徹した日常生活を送っていくだけで大きく改善されるのだ、ということは覚えておかなければなりません。しかし、夏は熱帯のように高温多湿で、冬は北国のように寒い日本で、再び冷暖房のない生活に戻れるかといえば、それは無理でしょう。できるだけ少ない量のエネルギーで、より快適な生活空間が得られる「住まいの性能」が重要になってくるわけです。