外国為替公認銀行とはそもそもどのような銀行のことなのか説明しましょう。略して外為銀行、あるいはもっと縮めて為銀(ためぎん)とも呼ばれますが、正式には外国為替公認銀行といいます。輸出入企業など顧客との間で外国為替を売買する銀行は、外国為替に関する専門的な知識や技術が要求されます。このため、わが国では外国為替銀行法に基づいて設立された銀行(外国為替専門銀行のことで従来は東京銀行一行だけ一九六年四月からは合併で東京三菱銀行になるので、外国為替専門銀行は事実上なくなる)と、大蔵大臣の認可を得た銀行だけが外国為替業務を営むことが認められており、これらを外国為替公認銀行といいます。外為銀行というと特殊な銀行と思うかもしれませんが、実際には都市銀行や長期信用銀行などが外為銀行の認可を受けています。都銀では東京銀行を含め三菱、住友など十三行、信託銀行も七行、長期信用銀行も三行がすべて外為銀行です。